延命公園の中の動物園

鉄の柵の向こうで、今日も動物たちは静かに生きています。
彼らの自由は限られているけれど、その中で精いっぱいに生きる姿があります。
そして、その命を支えるために、毎日工夫を重ねるスタッフの方々がいます。
この場所を訪れるたびに、私は「今を支えながら、明日を描く」という言葉を思い浮かべます。
大牟田市動物園では、来園者と動物たちのあいだに垣根がありませんでした。
カピバラやリスザル、鳥たちが、私たちのすぐそばで過ごしているのです。
その光景には、“見せる”ためだけでなく、“共に生きる”という思いが感じられました。


動物園で動物たちに近づくと、彼らは決して攻撃したりせず、静かに距離を保ちながら羽ばたいたり動いたりして、自分のペースを守ります。
その瞬間、まるで自然の中で出会ったかのように、動物たちの息遣いやしぐさを間近で感じることができます。
手を触れる必要はなく、ただそっと見守るだけで、動物たちの生き生きとした姿が心に伝わってきます。
リスざるの小さな動き、カピバラの穏やかな表情、鳥の羽ばたき…すべてが自然のままの魅力です。
その静かで穏やかな時間こそ、この動物園ならではの特別な体験です。
